腰部脊柱管狭窄症｜首や腰の知って得する背骨（せぼね）のお話

みなさん、こんにちは。

今回は腰について、特に60歳以上の方に多くみられる腰部脊柱管狭窄症についてお話しします。

腰部脊柱管狭窄症は神経の通り道が狭くなり起こる

特徴として歩行や運動、姿勢によって症状が起きる。また、台所で長く立っていられず肘をついてしまう等の症状が挙げられます。

腰部脊柱管狭窄症は少しずつ進行する

この腰部脊柱管狭窄症は少しずつ進行する事がわかっていますが、まだ軽症の場合には、30～40％の方は良好な自然経過を期待できるといわれています。

初期の段階では神経周囲の血流改善薬が治療効果を高める事がわかっています。

また統計では、症状が出てから2～10年で40％の方に手術が行われています。

脊柱管狭窄症の重症度判定は、歩行時の姿勢・スピード・距離、排尿症状、下肢の痛み・しびれ・筋力低下の程度や画像診断と合わせて行われていきます。しっかりした診断が必要です。

コロナが流行ってから高齢者の引きこもりが増えています。さあ、今日から外に出てみましょう。

（監修：理事長　森俊一）