- 2025年2月11日
その⑧頚椎症性脊髄症(後編)|首や腰の知って得する脊髄脊椎のお話
今回は、前回にひきつづき頚椎(くび)の加齢にともなう病気である、頚椎症性脊髄症についてお話ししていきます。
頚椎症性脊髄症の診断

この病気の診断にはMRIが適しています。
X線(レントゲン)では骨しか写りませんが、MRIでは脊髄(くびの中枢神経)が写りますので、くびの骨の変形によりどの程度脊髄が圧迫されているかが評価できます。
頚椎症性脊髄症の治療法
軽症の場合は通院で経過をみたり、痛みやしびれの苦痛が強ければこれを緩和するお薬を処方したりしますが、神経の圧迫を改善するには手術が必要となります。
脊髄の中には神経の細胞がたくさんありますが、神経細胞自体がかなり傷んでしまってからでは手術をしても改善しにくい面があります。
どこかの時点で一度手術を受けるのであれば、手足の機能維持の面からは比較的早めに脊柱管(神経の通り道)を広げる手術をした方が有利かと考えられています。
手術の方法としては脊柱管を広げる脊柱管拡大術が一般的な方法です。
頚椎のぐあいは個人差もあり、適切な治療法は個々によって異なることがありますので、詳しくは当院の専門の医師に直接ご説明をお受けいただければと思います。